28歳の時、ブライダルエステを受けたサロンのオーナーとの出会いがきっかけで、美容に興味を持ち始めました。
もともと肌トラブルはないほうでしたが、30代が目前になり、肌の衰えをなるべく遅らせたい、という切実な気持ちが大きく、勉強したい!という気持ちが大きくなったのです。
そんな気持ちを話したところ、サロンのオーナーの勧めで、彼女が所属するとある有名化粧品ブランドの研修を受けて、販売員資格を得ました。
お肌の勉強やエステの技術などを学んで、より一層興味が深まりました。
ただ、販売員としての活動はというと、自分が買う分を少し安く買う程度で、特にこの仕事で生計を立てるといったことではなかったのですが。
その頃から、自分自身の肌への投資として、このブランドの高級ラインの化粧品を使い始めました。
自分の肌に合うセミオーダータイプの化粧品です。
価格は、化粧水だけでも1万円程するものです。
ラインナップはいろいろありましたが、私は洗顔石鹸と化粧水と乳液、クリームをそれぞれ購入し使っていました。
4種類買うと大体4万円ほどかかります。
私はチビチビ使うので減りは遅い方でしたが、それでも半年に1回は購入するペースでした。
年間に8万円、スペシャルなお手入れとして美容液を購入したりすると年間で10万円ほど。
基礎化粧品に費やす金額としては、今考えるとかなりの出費です。
それでも、肌の衰えへの抵抗に必死だった私は、28歳から43歳くらいまで約15年間続けました。
15年で150万円!
ちょっと考えたくない金額です(笑)
化粧品会社側にとっては、おそらく私も販売員という名の良いお客さんだったのだと思います。
ただ、その投資の効果があったのかどうかはわかりませんが、43歳の時点でお肌の状態は年齢の割にはキープできていたと思いますので、後悔はしていません。
しかし
44歳の目前、上の子供が中学生になり、いよいよ教育費が本格化してきました。(塾など)
自分の美容になどお金をかけていられないと目を覚まし、これらの高級化粧品を一切やめました。
一旦は同じブランドの低価格ライン(それでも化粧水で6千円程度)を使い始めましたが、高級な物と比べてもほとんど使用感や効果に差は感じませんでした。ただ、もう少しリーズナブルで良いものを探していました。
そんな時、とあるサイトで松山油脂さんのMマークシリーズの石鹸を知りました。
口コミの評価もとても良く、サイトを見てみるととても丁寧に説明があり、自身の代表商品である釜炊き石鹸の魅力が存分に語られていて、ぜひこの石鹸を使ってみたい!と思い、すぐネットで注文。
なんといっても、1つ200円台というリーズナブルさ!
香りはラベンダーを選びました。ローズマリーと薄荷も気になります。
届いてさっそく洗顔に使ってみると、とても良い香りで泡立ちも良くて、さっぱりと洗えてつっぱらない。
かなりの高得点をマークしました。
今まで使っていた洗顔フォーム(約1万円)と比べても、遜色ない荒い心地。
もう、洗顔はこれにしようと決めました。
かなり良かったので、化粧水も乳液もこちらのものを注文してみることに。
保湿力が欲しかったので化粧水はモイストリッチをチョイス。
どちら1本1,500円程度。
使い始めてから1年ほど経過しますが、保湿力も高くかなり気に入っています。(無香料)
こちらも6ヶ月くらいはもっています。
詰め替え用なら980円ほどなので、リピート決定です!
そして、クリームがわりに使い始めたのは、ラノリンオイルという羊の油脂。
羊の毛の根元に付着しているオイルを精製したものです。
なぜこのオイルを知ったかは正直覚えていませんが、羊の毛を刈る人の手がスベスベだというエピソードに妙に納得して、使い始めたのは覚えています。
私はラノリンオイルの吸着製剤タイプを、ほんの少量手に取り、乳液と混ぜて使っています。
顔だけでなく、髪の毛がパサついたときにヘアクリームと混ぜて使ったり、ハンドオイルとしてもしています。このオイルは本当に万能。
お値段もかなりリーズナブルなので、40gで1500円ほどで手に入れましたが、1年くらいはもちます。
洗顔、化粧水、乳液、クリームなどもろもろで10万円くらいかかっていたのが、今では3千円で収まるようになりました。
なんと97%オフ!
基礎化粧品の目的は、保湿でシワを防止することです。
私にはこれでじゅうぶんだし、むしろ肌の調子は前より良い気すらします(笑)
シミについては、私の肌にはホワイトニングを謳っている化粧品を使ってもほとんど効果がないことは実証済み。
というか、効果が出るような強い成分が配合されているものは化粧品にはしていけないというのが日本の法律です。
シミをなんとかしたければ、やはり皮膚の専門家に診てもらうのが正解です。
シミについては、また別の機会にでも。
ちなみに、おすすめのアイテムはすべてこちらの記事にも載せています。
ご参考まで!
それにしても、もう少し早く気づいても良かったのかもしれない。
自分のスタンダードを定期的に疑ってみることは必要ですね。
そんでは!